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2008年11月

2008年11月30日 (日)

2008年ヌーヴォーで乾杯

今年は20日(木)がボジョレー ヌーヴォーの解禁日でしたが「東京バンドネオン倶楽部」の演奏会を聴きに行った都合で、21日に毎年恒例になっている方を招いてのヌーボーで乾杯の食事会をしました。

20
日の演奏会に東京に行ったついでに、デパートに寄ってヌヴォーの試飲をして、しっかりした味わいと香りの「アンリ・フェッシー ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー トラディッション2008」を購入しました。
また折角なので神楽坂のチーズ屋さん「アルパージュ」に寄って、ヌヴォーに相性が良さそうな、モンドール、サンネクテール・フェルミエ、ミモレット・ジョーンヌも購入してきました。

「ヌーヴォー」と広島の友人から戴いた「広島三次ワイナリー 三次シャルドネ2006
Beau1

今年の献立
鶏レバーペースト(レバー、玉ねぎ、バターでシンプルに作りました。)
Beau2
チーズ盛り合わせ(左:モンドールの1/2、ミモレット、右:サンネクテール)
Beau3
前菜:海鮮サラダ(ホタテ、甘エビ、レタス、パプリカ、赤カブ)
Beau4 
スープ:パンプキンスープ
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メイン:ビーフシチュー
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デザート:レアチーズケーキ(柚子風味:柚子皮のみじん切りの砂糖煮と柚子汁を使う)
Besu7

「ボジョレー ヌーヴォー」は、古樹のブドウと伝統的な醸造方法で作られただけあってフレッシュながらタンニンの渋みもあり、レバーペーストやクリーミーなモンドールをバゲットに付けて食べるとベストマッチでした。

「三次シャルドネ」は樽香も酸味もおだやかで、すっきりさわやかなドライ味でフランスのシャルドネを「パスタ」に例えると「蕎麦」と言う感じで、テロワールや作り方によって同じブドウ品種でも味わいが如何に違って来るかが良くわかりました。
若いミモレット、サンネクテールを摘まみながら食後に冷たいシャルドネの喉越しと味わいを楽しみました。

飲んで、食べて、飲んで、酔いもまわって、他愛の無い話で楽しい時間を過ごしました。”今年もヌーヴォーで乾杯”でした。!!

余談になりますが、ネットで調べた受け売りで確証はないですがBeaujolais Nouveau をどう発音して、もっとも近いカタカナ表記は ボジョレー、ボージョレ、ボージョレー、ヌーボ、ヌーボー、ヌーヴォ、ヌーヴォー? 答えはボジョレー ヌーヴォーの様です。

2008年11月25日 (火)

第11回東京バンドネオン倶楽部演奏会

20日にサントリー美術館で開催されている「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展を鑑賞してから、昨年に続いて2回目になる「かつしかシンフォニーヒルズ・アイリスホール」で開催された「第11回東京バンドネオン倶楽部演奏会」行って来ました。(文中の敬称は略させて頂きます。)

ピカソ展は自画像をテーマに約60点の作品が展示されていました。20歳の何となく影の有る不安な印象の「青の時代の自画像」から自信とエネルギーを発散する作品、具象から抽象絵画へ、そして亡くなる前年の90歳の自画像を描くに至った巨匠の人生は?と思いを巡らす展覧会でした。

「東京バンドネオン倶楽部演奏会」の演奏会場の「アイリスホール」は京成立石駅から10分程の所にあります。
途中にWBC世界フライ級チャンピオンの「内藤大助」が所属する「宮田ジム」が有るのを知り、立寄って窓越しに覗いてみました。
数人の人が練習していましたが、こんな所からチャンピオンが生まれたとはと思ってしまう程の小ぢんまりしたジムでした。

「第11回東京バンドネオン倶楽部演奏会」チラシ

Band1

プログラム
「第1部」
1.トレス・イ・ドス(3と2)2.エル・タバーノ(嫌われ者) 3.エン・ミス・ノーチェス(夜な夜なの私)4.エル・ゴルド・トリステ(悲しきゴルド) ボーカル:Sayaca 5.ビヒリア(眠れない夜) 6.フラテルナール(友愛) 7.デ・ブエルタ・イ・メディア(一回転半) 8.ティグレ・ビエホ(老いた虎)9.ドン・アルフレード(アルフレード君) 10.プレルーディオ・ヌーメロ・トレセーロ(前奏曲第3番)
「休憩」
「第2部」
1.タンゲーラ(タンゴ好きの娘)2.ノスタルヒアス(郷愁) 3.カミニート(小路) 4.ラ・クンパルシータ(カーニバルの行列) 5.デスデ・エル・アルマ(心の底から) 6.ベラーノ・ポルテーニョ(ブエノスアイレスの夏)7.ロ・ケ・ベンドゥラ(来たるべきもの) 8.アサバーチェ(黒玉) ボーカル:マキシモ・ファイナ 9.ア・フエゴ・レント(とろ火で) 10.カナロ・エン・パリス(パリのカナロ)11.ケ・ナディエ・セパ・ミ・スフリール(知られたくない私の悩み) ボーカル:Sayaka&マキシモ・ファイナのデュエット
「アンコール」
エル・ウマウアケーニョ(花祭り)

満員の小ぢんまりした300席のホールで、小松亮太を含む26人のバンドネオン奏者と、ピアノ、ヴァイオリン3人、ベース、フルート、ギター、パーカッションにボーカル2人の総勢36人による演奏を小松亮太の何時もながらの曲の説明を交えながら、第1部ではチラシにも載っている様に、プロミュージシャンがやりたくても出来ない、余り日の目を見ない曲(トロイロ作曲の3と2や、ピアソラ作曲の悲しきゴルド等)を、第2部は有名な曲を披露してくれました。
ボーカルのSayaka&マキシモ・ファイナの歌とタンゴ・ヴァイオリンの演奏が華やいだ雰囲気を一層盛り上げていました。
アンコールはアンデス地方の有名な曲「花祭り」をボーカル二人の歌を交えての演奏で、途中からは全員の手拍子とが一体となってのエンディングとなりました。

この演奏会のチケット代の1部は「ムコ多糖症」の支援活動に寄付されるとの事で小松さん、倶楽部員の方々の優しさに感謝感激しました。

バンドネオンはどちらかと言うとマイナーな楽器なので紹介を兼ねて、今回の演奏会で演奏されたアニバル・トロイロ(バンドネオンの名手)とアストル・ピアソラ(アニバル・トロイロに才能を見出された名手)の想い出の動画

アストル・ピアソラが亡くなった父親に捧げたアディオス・ノニーノ(さよならお父さん)の演奏

2008年11月13日 (木)

笠間の菊祭りと日動美術館

「笠間の菊まつり」と笠間日動美術館の「フジタとモンパルナスの仲間たち」展を観て来ました。

「笠間稲荷の菊まつり」は日本で最も古い菊の祭典で、1908年(明治41年)日露戦争によって荒廃した人々の心をなごめようと始めて以来、今年で第101回となります。
昨年から、神社・官・民が一体となっての菊まつりとして「笠間の菊まつり」と改称したそうです。
境内各所には立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、盆栽菊など約八千鉢の菊花が展示され、また街のお店の前等にも菊の鉢が飾られ芳しい香りを漂わせていました。

「楼門」左側は「假屋崎 省吾」作の「竹のオブジェ」
Kiku1

「拝殿」拝殿前庭左右に大菊「三本仕立て」が展示されていました。
Kiku2

小菊の盆栽作り「岩付け盆栽」
Kiku3

小菊の盆栽作り「直幹仕立て」
Kiku4

切花競技・厚物三花組(左上)、細管三花組(右上)、千輪作り(左下)、前垂れ型懸崖(右下)
Kiku5

小池の庭に飾られた鉢植えの菊

Kiku6

菊についての詳しい事は「日本の華キク」を見て下さい。

菊まつりで観菊を楽しんだ後、笠間動美術館で開催されている「フジタとモンパルナスの仲間たち」展に向かいました。

この企画展では、戦争が終わってパリへ戻ってからの子どもたちの作品「王女の周り」「画家の上着をはおる少女」が印象に残りました。

特に藤田が3冊の本に載せた挿絵が展示されていて大変興味深く鑑賞出来ました。

1926
年パリで出版された「お梅さん三度目の青春 La Troisième Jeunesse de Madame Prune」の挿絵(フランスの海軍士官ピエール・ロティが19002月から190110月まで日本に滞在した時の日記体の小説。17点の水彩画が挿絵になっています。)

1927
年トーマス・ローカ著の「お遠足」(L'honorable Partie de Campagneの挿絵(32点が挿絵されています。)

1955
年にジャン・コクトーとの共同で出版された「海龍 Le Dragon des mersの挿絵は面相筆による繊細で流麗な線描で流石に藤田と言わせる画でした。(25点が挿絵されています。)

「海龍」のコクトーの序文については西川正也教授の研究論文(共愛学園前橋国際大学)に載っていますので紹介します。ジャン・コクトーの日本訪問、関連したコクトーと日の芸術家達も勉強になります。

企画展示館から竹林の道を抜けると野外彫刻庭園
Nichi3

日本・アメリカ館で、ここだけにしかないダリ・ピカソや安井曾太郎・梅原龍三郎等日本の有名な画家たちの「パレット・コレクション」と、特別展示の「金山平三の世界」の油彩画、フランス館でモネ・ルノワール・セザンヌ・マティス等の作品を観て来ました。

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