ジャン=マルク・ルイサダ ピアノ・リサイタル2009
11日に川口市の「リリア音楽ホール」で催された「ジャン=マルク・ルイサダ ピアノ・リサイタル」に行って来ましたので記事にしてみました。
今年のリサイタルはショパンのノクターン全曲の演奏予定でしたが、演奏するのは困難と言う事で新しいプログラムでのリサイタルになっています。
プログラムはウオームアップも考えてのポピュラーなノクターン第2番から始まりましたが、一音一音に気持を込めて意識的な緩急を使っての感情豊かな演奏でルイサダの抱くショパンの世界に引き込まれてしまいました。
第13番は当日のプログラム上では17番の前になっていましたが、13番を後にしてルイサダは最高傑作と言われるこの曲の持っている感情・精神を見事な演奏で表現して聴かせてくれました。
(パンフレットに載っていたop.62-2は演奏中止になりました。)
前半最後はフランス組曲で気持も穏やかに心地良い気分で楽しく聴けました。
後半は有名なユーモレスクが入っている子供の情景、最後は私のイメージではルイサダと言えばショパンを思い浮ぶ程で、ベートーヴェンの演奏は聴いた事が無かったのですが、大柄なルイサダの発揮する力強くダイナミックなベートーヴェンの「熱情」は本当に燃えるような感情が伝わってくる今回のリサイタルの圧巻でした。
アンコールは笑いを誘っての「楽しい農夫」で終演となりました。
演奏もさること、ルイサダの温厚な人柄と洗練された身のこなしと相まって聴き手と一体になって音楽を楽しむ姿勢を強く感じた充実したリサイタルでした。
リサイタルのパンフレット
プログラム
ショパン:ノクターン第2番変ホ長調op.9-2
ショパン:ノクターン第1番変ロ短調op.9-1
ショパン:ノクターン第3番ロ長調op.9-3
ショパン:ノクターン第7番嬰ハ長調op.27-1
ショパン:ノクターン第8番変ニ長調op.27-2
ショパン:ノクターン第17番ロ長調op.62-1
ショパン:ノクターン第13番ハ長調op.48-1
バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV.816
休憩
シューマン:子供の情景op.15
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番ヘ短調「熱情」
アンコール
ショパン:マズルカ第14番ト短調op.24-1
シューマン:楽しい農夫op.68-10
VOD(ビデオ・オン・デマンド)の宣伝部分(2001年の古い作品)ですが載せてみました。
ピアニストの告白?(ルイサダの話は何を話しているかは???です。)http://www.vodeo.tv/lire/18-44-4066-confession-pianiste.html



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